ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン外伝 ―永遠と自動手記人形―は、
テレビシリーズの「ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン」のもう一つの物語。
生きることに絶望した少女見つけた『永遠』とは?
ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン 本編
ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン 外伝 ―永遠と自動手記人形―は、ヴァイオレット・エヴァ―ガーデンの本編を見てから見た方がより楽しめます。
ストーリーがつながっていますので、まずは本編を見た後にご覧いただくのが良いかと思います。
ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン 外伝 ―永遠と自動手記人形―ストーリー・あらすじ
依頼人からの手紙を代筆する職業「自動手記人形」として働くヴァイオレット・エヴァーガーデン。
ある日、由緒あるヨーク家の娘・イザベラの教育係として雇われることに。
未来への希望や期待を失っていたイザベラだったが、ヴァイオレットの優しさに触れ次第に大切な存在へと変わっていく。
ヴァイオレットが仕事を終えて帰る夜、イザベラは一通の手紙を託す。かつてイザベラは、エイミーという名で苦しい生活を強いられていた時、自分と同じ身寄りのないテイラーという少女を拾い妹として育てていた。
しかし突然、ヨーク家の跡取りとするべく父親が迎えに来る。テイラーを守るため昔の名を捨て、ヨーク家の娘として生きることを決めたのだった。
イザベラの思いを知りヴァイオレットはテイラーへの手紙を持ってイザベラの元を去っていく。
孤児院で暮らすテイラーのもとに手紙を届けたのは、C.H郵便社のベネディクト。
手紙を受け取ったテイラーは孤児院を抜け出し、ヴァイオレットを頼って郵便社を訪ねてくる。
しばらくの間、郵便配達人の見習いとしてC.H郵便社で働くことになったテイラーは、ベネディクトを「師匠」と尊敬するようになる。
文字を読めなかったテイラーが、ヴァイオレットに手伝ってもらいながら姉への手紙を書きあげる…。
運命に翻弄されながら、ほどけてしまうはずだった絆の糸を再び結び合わせていく手紙のチカラ
この物語の中でも力強く描かれているのが主人公のバイオレットやC.H郵便社のスタッフが「手紙のチカラ」を信じる姿勢ではないでしょうか。
言葉を伝える手段がまだ限られていた時代、人は今よりももっと「言葉のチカラ」を信じていたのかもしれません。
戦争の混乱から復興する中、多くの人が理不尽な運命に翻弄されてきたのだと思います。
それは、主人公のバイオレットもそうですね。
その理不尽に立ち向かうチカラとして手紙は大きな役割を果たしていたのでしょう。
物語の中で三年という時を超えて再び二人の絆の糸を結び合わせていきます。
生きることに絶望した少女見つけた『永遠』とは?
この映画の中で時代は移り変わっていきます。
美しい海辺の町「ライデン」も
ガス灯が電灯になり電波塔が建てられようとしています。
新市街にはエレベーターと呼ばれる新兵器?も導入されていますね。
外伝物語のテーマとして描かれた、時代が移り変わっても失われないもの『永遠』とはなんだったのでしょうか?
イザベラとエイミーの絆は、もちろんそうですね。
エイミーは、郵便配達の仕事を「幸せなんだ〜」と言っていますね。
私も幸せを運ぶ人になりたい
普遍の「永遠」はそこにも受け継がれていくのかもしれません。
「君の名を呼ぶ それだけで二人の絆は永遠なんだ」
完結の劇場版まで見て欲しいなぁ〜!
ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン 外伝 ―永遠と自動手記人形―ED主題歌
ED主題歌
「エイミー」茅原実里
ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン 外伝 ―永遠と自動手記人形―キャスト・声優
ヴァイオレット・エヴァーガーデン
石川由依
イザベラ・ヨーク
寿 美菜子
テイラー・バートレット
悠木 碧
クラウディア・ホッジンズ
子安武人
ベネディクト・ブルー
内山昂輝
カトレア・ボードレール
遠藤 綾
ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン 外伝 ―永遠と自動手記人形―スタッフ
原作
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」
暁 佳奈(KAエスマ文庫/京都アニメーション)
監督
藤田春香
監修
石立太一
シリーズ構成
吉田玲子
脚本
鈴木貴昭、浦畑達彦
キャラクターデザイン・総作画監督
高瀬亜貴子
世界観設定
鈴木貴昭
美術監督
渡邊美希子
3D美術
鵜ノ口穣二
色彩設計
米田侑加
小物設定
高橋博行
撮影監督
船本孝平
3D監督
山本 倫
音響監督
鶴岡陽太
音楽
Evan Call
アニメーション制作
京都アニメーション
主題歌
「エイミー」茅原実里
製作
ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
配給
松竹